【賃貸を無料で直す】火災保険の正しい使い方を解説！

賃貸物件を意図せずキズつけてしまっても、火災保険を使えば無料でキズを直せます。火災保険は、家が燃えたときだけ使えると思っている人は、損をしてしまう可能性が高いです。

この記事では、火災保険を使って賃貸を無料で直す方法を解説。記事の内容を参考にすれば、正しい火災保険の使い方が分かり、退去費用をぐっと安く抑えられます。

火災保険の補償は家が燃えたとき以外も対象

火災保険の補償は、火災や落雷、水災などの自然災害による被害だけではありません。火災保険の補償内容に「借家人賠償」の不測かつ突発的な事故（破損・汚損など）が付いていれば、下記のようなケースでも補償されます。

賃貸物件を借りるときの火災保険には、ほとんど借家人賠償が付いています。偶然の事故で家をキズついてしまっても、保険会社に連絡をすれば補償してもられる可能性は高いです。

火災保険の正しい使い方を知らずに、損をしている人が多くいます。火災保険は家が燃えたときだけだと思っている人は要注意です。保険はこちらから請求しないと下りないので、火災保険の正しい使い方・補償内容を理解しておきましょう。

火災保険を使うべき3つの理由

火災保険を使うべき理由は下記3つです。

火災保険で補償される内容は幅広い

火災保険で補償される内容は幅広いです。賃貸物件を壊してしまったときは、火災保険を使えば大体のキズは対応できます。

例えば下記のようなケースは、火災保険で直すことができます。

火災保険の活用で原状回復費用を抑えられる

部屋に原状回復になりそうなキズをつけてしまったときは、火災保険を使って直しておきましょう。退去時に原状回復する箇所がなくなれば、退去費用が安くなるからです。

原状回復について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

≫賃貸の退去費用・原状回復費用を安くする5つのポイント！

火災保険は何回使っても保険料が上がらない

火災保険は車の保険とは違い、何回使っても保険料が上がりません。何回使ってもデメリットがないため、使わないともったいないです。部屋をキズつけてしまったときは、すぐに保険会社に連絡しましょう。

火災保険を使うときの手順

部屋をキズつけてしまったときは、下記の手順で保険会社に補償してもらいます。

保険会社に連絡をする際に、下記3つを伝えましょう。

火災保険の証券は、賃貸契約後しばらくした後、保険会社から届きます。

火災保険のよくある質問

ここでは火災保険のよくある質問を紹介します。家の物が壊れてしまった人、部屋をキズつけて困っている人は参考にしてください。

どんなときに補償される？気を付けるポイントは？

火災保険で補償されるには、下記2つのポイントが大事です。

偶然の事故であること

下記のような偶然の事故や突発的な事故は、大抵は火災保険で補償されます。

一方で、「濡れてる箇所を放置していてカビが生えてしまった」や「家具の脚から床に着色した」などは生活スタイルのせいだと判断されやすく、補償してもらえる可能性は低いです。

キズが付いたら遅滞なく申請すること

キズを付けてしまったときに、「後で直せばいいや」と思っている人は要注意。火災保険は退去時の請求は認められないからです。キズをつけてしまったときは、都度保険会社に連絡をして、キズを直しておきましょう。

私の保険でも対応してもらえるかな？

ほぼ全ての火災保険に「借家人賠償」が付いているので大丈夫です。不安な方は、現在加入している火災保険に、借家人賠償が適用されているか確認しておきましょう。

火災保険の相場は？

年間火災保険料の相場は、3千円～5千円です。年間1万円以上の保険料を払っている人は、保険の見直しを考えてください。

入居時に覚えておきたいのが、「火災保険は管理会社や仲介業者が指定できない」ということです。火災保険の加入義務は決められても、どこの火災保険に入るかは、あなたが決められます。強く交渉して、自分で選んだ保険に入りましょう。

火災保険の正しい使い方を理解する

賃貸物件でキズを付けてしまったときは、火災保険に付いている「借家人賠償」を使えば無料でキズを直すことができます。借家人賠償を使うためのポイントは下記2つです。

偶然の事故や突発的な事故でキズを付けてしまっても、火災保険を使えば大抵の場合補償されます。

退去時の火災保険の申請は認められないため、キズが付いたら遅滞なく申請をしてください。火災保険を正しく使い、退去時の原状回復費用を低く抑えましょう。