大学卒業後の引越しは、新しい生活を始めるための大事なステップです。しかし、引越しには多くの準備が必要で、何から始めればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
初めまして引越し屋のミツイです。
私は大手引越企業で2年間ノウハウを学び、現在は愛知県の中小企業で16年間、引越しのプロとして仕事をしています。
2,500件以上の引越し作業と、300件以上の梱包作業の経験があります。
この記事では、大学卒業後の引越しタイミングや必要な手続き、引越し費用を抑える方法について解説。他にも、アパートの退去方法や退去費用を抑えるコツなども紹介しています。
この記事を参考にすれば、引越しに関する不安や悩みが解消されるだけでなく、引越し費用の負担を軽減できるようになります。
適正な価格で引越しするためには、複数の引越し業者の見積もりを比較し、料金相場の把握やサービス内容の比較検討が必要です。引越し一括見積もりサイトを利用すれば、時間と手間が省け、効率的に見積もりの比較ができます。
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大学卒業前が引越しのベストタイミング
大学卒業で引越しをする際は、大学の卒業後ではなく、卒業前に引越しを行うのが最適です。卒業前に引越しを行うことで、引越し費用や手間が省け、新たな生活への適応もスムーズに行えます。
引越しの最大のピークは、3月から4月です。これは全日本トラック協会の調査でも明らかにされています。一方、1月から2月、または10月から11月にかけては引越しの需要が低下するため、引越し業者の料金も低くなりやすいです。
卒業前に引越しを行うことで、新たな生活環境に早く適応する時間を確保できます。これは職場や生活習慣に適応するためには非常に有益です。
引越し費用が安い閑散期に行う
引越しを行う際は、料金が安くなりやすい閑散期に行うのがオススメです。
引越し費用は、繁忙期と閑散期で大きく異なります。3月や4月の繁忙期は、新入社員や新入生が引越しをする時期なので、引越し業者の予約が取りにくく、費用も高いです。
一方、閑散期は引越し業者の予約が取りやすく、費用も安くなります。そのため、大学卒業の引越しは、繁忙期に入る前の2月に行うのが良いでしょう。
卒業後に引越しする際の注意点
卒業後に引越しを行う場合には、特に引越し業者の料金や予約の確保、新生活のスタートに向けた準備に注意が必要です。
3月は新学期の開始や新社会人のスタートに伴い、引越しの需要が高まる時期です。そのため引越し料金は高くなり、希望日に予約を取るのは難しいでしょう。また、新生活のスタートに向けて、必要な準備時間が十分に確保できないといったことも考えられます。
時間に余裕がある卒業前に引越しを済ませておくことで、卒業後にゆっくりと新生活を始められるようになるでしょう。
大学卒業後の引越しにかかる費用の相場
大学卒業の引越しにはさまざまな費用が伴います。例えば下記のような費用です。
- 引越し業者の費用
- 自分で引越しする場合にかかる費用
- 新生活の準備にかかる費用
- 不用品処分にかかる費用
これらの費用を事前に確認し、会社が引越し費用を負担してくれるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
引越し費用の相場と内訳
単身の引越し費用の相場は下記の表を参考にしてください。3月、4月の繁忙期では、通常期に比べて1.3倍~2倍の料金になるので要注意。引越し料金は業者によって異なるため、複数の業者から見積もりを取得し、比較検討することが重要です。
【通常期】 | 単身 (荷物が少ない) | 単身 (荷物が多い) |
~15km未満 | 平均 31,280円 | 平均 39,943円 |
~50km未満 | 平均 34,761円 | 平均 42,356円 |
~200km未満 | 平均 44,310円 | 平均 55,866円 |
~500km未満 | 平均 53,593円 | 平均 72,434円 |
500km以上 | 平均 61,868円 | 平均 88,625円 |
【繁忙期】 | 単身 (荷物が少ない) | 単身 (荷物が多い) |
~15km未満 | 平均 46,920円 | 平均 59,914円 |
~50km未満 | 平均 52,141円 | 平均 63,534円 |
~200km未満 | 平均 66,465円 | 平均 83,799円 |
~500km未満 | 平均 80,389円 | 平均 108,651円 |
500km以上 | 平均 92,802円 | 平均 132,937円 |
引越し費用の内訳
引越し費用の相場は、以下の要素によって大きく左右されます。単身の引越しは作業が比較的早く終わるため、料金が高い午前よりも、午後の時間帯を選ぶのがポイントです。
- 距離:同じ市内や近隣の市町村への引越しは、遠方への引越しに比べて費用が安いです。
- 荷物の量:荷物が多いほど、引越し作業にかかる時間や労力が増え、費用が高くなります。
- 引越し業者:引越し業者によっても費用は異なります。料金体系やサービス内容を比較することが重要です。
- 追加サービス:荷物の梱包や家具の組み立てなど、追加のサービスを利用すると、それに応じて費用が上乗せされます。
- 時間帯:引越しの時間帯によっても料金は変動します。平日や午後の時間帯は相対的に安いことが多いです。
自分で引越しする場合にかかる費用
自分で引越しを行う場合も、レンタカーの料金やガソリン代、梱包資材などさまざまな費用が発生します。引越し業者を利用しない場合でも以下の費用が必要です。
- レンタカーの料金:大きな荷物を運ぶためには、トラックなどのレンタカーが必要。
- ガソリン代:自分で荷物を運ぶ場合、レンタカーのガソリン代が必要。
- 梱包資材:荷物を安全に運ぶためには、梱包資材(ダンボール、緩衝材、テープなど)が必要。
トラックのレンタル代は、車種やレンタル期間によって異なりますが、一般的には1日あたり1万円程度が相場とされています。またガソリン代や高速道路料金は、移動距離やルートによって異なります。
新生活の準備にかかる費用
新生活の準備には、下記3つの費用が必要です。
- 家具や家電の購入費用
- 生活必需品の購入費用
- 家賃・敷金・礼金
これらの費用は地域や物件によって異なるが、一般的には数十万円~100万円程度が必要です。
不用品処分にかかる費用
不用品処分にかかる費用としては、粗大ゴミ処分費用やリサイクルショップへの持ち込み費用などがあります。粗大ゴミ処分費用は地域や自治体によって異なるが、一般的には1点あたり数千円程度が相場とされています。
引越しまでに時間がある場合は、「ジモティー」や「フリーマーケット」に不用品を出品してみるのも良いでしょう。ただし、貰い手や買い手が見つかるまでに時間がかかることもあるため、急いで不用品の処分をしたい人には向いていません。
会社が引越し費用を負担してくれるか確認しておく
入社する会社が決まっている場合は、引越し費用を会社が負担してくれるのかどうかを事前に確認しておきましょう。
新卒入社の場合、引越し費用の一部または全額を負担してくれることがあります。しかし、負担の範囲や条件は会社によって異なるため、事前に確認が必要です。
引越し費用を負担してくれる可能性が高いのは、下記のような場合です。
- 会社の都合で勤務先が遠方へ変更となる場合
- 研修期間の住居への一時的な引越し費用
- 採用条件に引越しが含まれている
これらのように、会社都合の引越し費用は会社が負担してくれます。
引越し業者の選び方とそのコツ
引越し業者は、料金やサービス内容、提供プランなど、さまざまな点で異なります。そのため引越し業者を選ぶ際には、以下のポイントを参考にして、複数の業者から見積もりを取るのがオススメです。
- 料金
- サービス内容
- 評判・口コミ
- 保険の有無
- 引越安心マークの有無
料金はもちろん重要な要素ですが、それだけでなく、サービス内容や評判もチェックしておくと、安心して引越しができるでしょう。業者の評判や口コミは、引越し一括見積もりサイトから確認できます。
サービス内容の確認
サービス内容やオプションサービスは各業者によって異なります。自分に必要なサービスを提供している業者を選ぶのが重要です。引越し業者が提供しているサービス内容やオプションサービスは下記のようなものがあります。
- 荷造り・荷ほどき
- エアコンの着脱
- 車の陸送
- 不用品処分・買取
- 荷物の一時保管
保険の確認
引越し業者は、荷物を運搬中に破損した場合に備えて、保険に加入しています。安心して引越しするためには、保険の内容を確認しておくことが重要です。
引越安心マークの有無
引越安心マークとは、全日本トラック協会が認めた引越し業者を、引越優良事業者として認定するための証しです。引越優良事業者は全日本トラック協会のサイトから確認できます。業者選びの一つの指標として参考にしてください。
学割パック・単身パックでお得に引越し
引越し業者が用意している学割パックや、単身向けプランを利用してお得に引越しをしましょう。
コンテナやトラックのスペースを有効に使えるプランを選ぶと、引越し料金は安くなります。学生証の提示などで、特別料金や割引サービスを提供している業者も存在します。
下記の表は、一部の引越し業者が提供している学割パックや単身向けプランの料金例です。距離や荷物量によって異なりますが、参考にしてください。
引越し業者 | プラン名 | 距離 | 荷物量 | 料金 |
アート引越センター | 学割パック | 京都から東京 | 布団、レンジ、テレビ(小)、テーブル、ダンボール5個 | 32,340円~ |
日本通運 | 単身パック | 東京~大阪 | ダンボール10個・冷蔵庫・洗濯機・テレビ20型・布団2組・机・椅子 | 84,700円~ |
クロネコヤマト | 単身引越パック | 東京~大阪 | ダンボール10個・冷蔵庫・洗濯機・テレビ20型・布団2組・机・椅子 | 66,000円~ |
引越し一括見積もりサイトを活用する
引越し業者に見積もりの依頼をしたい場合、引越し一括見積もりサイトを活用することで、時間とお金を節約できます。その理由は次の通りです。
- 一度の引越し情報の入力で、複数の業者にまとめて見積もり依頼が可能
- 料金やサービス内容を比較して、最安値や最適なプランを選べる
- 一括見積もりサイトを利用することで、割引やキャッシュバックなどの特典を受けられる場合もある
以下は、一部の引越し一括見積もりサイトの例です。無料で利用できるサイトが多いので、気軽に試してみてください。
引越し一括見積もりサイト | 特徴 | 公式サイトURL |
引越し侍 | ・業界ナンバーワンの提携業者数 ・最大10社から見積もりが届く ・学生向けプランやオプションサービスなども紹介している | https://hikkoshizamurai.jp/ |
LIFULL引越し見積もり | ・最短45秒で見積もり可能 ・最大60%安くなる ・赤帽への見積もり可能 | https://www.homes.co.jp/hikkoshi/ |
SUUMO引越し見積もり | ・電話番号の入力不要 ・口コミ・ランキングが充実 ・引越し条件に合った業者を見つけやすい | https://hikkoshi.suumo.jp/ |
引越し一括見積もりサイトについては、下記の記事で詳しく解説しています。どのサイトを利用すれば良いのか迷ってしまう人は参考にしてください。
≫引越し一括見積もりサイト7社を徹底比較|最安値で引越しできるオススメサイトを紹介!
アパートの解約に必要な手続きと退去までの流れ
アパートの解約に必要な手続きと退去までの流れは、下記の通りです。
- 解約の通知
- 退去届の提出
- ライフライン(電気、ガス、水道など)の転居手続き
- 郵便物の転送届
- 住民票の転出届
- ご近所への挨拶
- 退去の立ち合い・鍵の返却
step1:解約の通知
契約書に記載されている期間内(通常は1か月~2か月前)に、大家や管理会社に解約の意思を通知します。駐車場を別で借りている場合は、駐車場の管理会社への解約通知も忘れずに行いましょう。
step2:退去届の提出
解約届に物件名や氏名、清算後の敷金を受け取る口座などの必要事項を記入し、郵送やFAXで送ります。
step3:ライフライン(電気、ガス、水道など)の転居手続き
引越しの1週間前までに、電気、ガス、水道などのライフラインの手続きが必要です。各手続きは、インターネットまたは電話で手続きができます。
step4:郵便物の転送届
郵便局の「転居・転送サービス」を利用すれば、旧居あてに届いた郵便物を1年間無料で新住所へ転送してくれます。「転居届」を近くの郵便局の窓口やポスト投函、インターネットなどで提出しておきましょう。
step5:住民票の転出届
異なる市区町村へ引越しする場合は、引越し前の役所で転出届を提出し、転出証明書を受け取ります。転出証明書は引越し先の役所で必要になるので、大切に保管しておきましょう。
step6:ご近所への挨拶
旧居では、引越し前日までにご近所への挨拶を済ませておきましょう。引越し作業中は、騒音やトラックの駐車で近隣住民に迷惑をかけてしまいます。これまでのお礼をかねて挨拶をしておくと好印象です。
step7:退去の立ち合い・鍵の返却
立ち合い日を決めて、大家や管理会社と一緒に部屋の状態を確認します。確認後、問題がなければ書類にサインをして鍵を返却します。
賃貸物件で多いのが、退去費用についてのトラブルです。「自分で支払うべきもの」を把握しておかないと、本来支払う義務のない退去費用を請求されて損をしてしまいます。
退去時の無駄なお金を支払わないためには、「原状回復義務」を理解しておくことが重要です。原状回復については、国土交通省が定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」で確認しておくのが良いでしょう。
原状回復については、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
引越しの準備を始める
引越しの準備は計画的に行うことが重要です。必要な梱包材の準備や不用品の処分、新居での生活計画を立てるなどを早めに始め、引越し当日に備えましょう。
引越しの準備は大変な作業ですが、事前に準備をしておけば、スムーズに引越しが進みます。引越し業者に依頼する場合は、早めに見積もりを取り、複数の業者から見積もりを比較して、自分に合った業者を選ぶようにしましょう。
引越し準備にかかる期間
引越し準備にかかる期間は、荷物の量や作業時間によって異なりますが、一般的には1か月前後が目安です。
引越し準備には、荷造りや手続きなどさまざまな作業があります。これらの作業には時間がかかるため、早めに始めることが大切です。また、大学卒業時期の3月は引越し業者の予約も混雑するので、余裕を持って計画を立てましょう。
引越し準備に必要な作業と期間の目安は下記を参考にしてください。
作業 | 期間の目安 |
引越し先の物件探し | 1か月~2か月前 |
引越し業者の見積もり | 1か月~2週間前 |
荷造り | 1週間~3日前 |
電気・ガス・水道などの手続き | 2週間~1週間前 |
郵便物の転送手続き | 2週間~1週間前 |
銀行・保険・役所などの住所変更手続き | 引越し後 |
引越し準備に必要なもの
引越し準備に必要なものは、大きく分けて「引越し作業用の道具」と「引越し初日に必要な生活必需品」の2種類。
引越し作業用の道具は、荷造りや荷ほどきを効率的に行うために必要です。下記の道具を用意しておくと、スムーズに作業が進みます。
- ダンボール
- テープ類(クラフトテープ・養生テープ・布テープ)
- 梱包用紙(新聞紙でも可)
- エアキャップ(プチプチ)
- はさみ、カッター
- ふとん袋、ふとん圧縮袋
- ビニール袋・ヒモ
- 油性マジック
- 運搬作業用手袋
- 工具(ドライバー、六角レンチ、スパナ)
引越し初日に必要な生活必需品は、新居で快適に過ごすために必要です。例えば下記のようなものがあります。
- トイレットペーパー
- タオル
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- シャンプー、リンス、ボディーソープ
- 洗濯洗剤、食器用洗剤、スポンジ、ゴミ袋
- 水筒、カップラーメンなどのインスタント食品
引越し準備に必要なものはさまざまですが、事前にリストを作っておくと忘れずに済みます。生活必需品を梱包するときは、1つの箱にまとめて梱包しておくと、新居で探す手間が省けるのでオススメです。
引越し準備の流れ
引越しの準備は、下記6つのステップに分かれます。これらのステップを順番に進めることで、スムーズで安心な引越しを実現できるでしょう。
- 引越し会社の見積もり
- 不用品の処分
- 各種手続きの準備
- 荷物の梱包
- 新居の準備
- 引越し当日の最終確認
step1:引越し会社の見積もり
複数の業者から見積もりを取り、料金やサービスを比較し、自身のニーズに合った業者を選択します。見積もりを取るには、引越し一括見積もりサイトを利用するのがオススメです。簡単な引越し情報の入力で、複数の業者の見積もりを簡単に比較検討できます。
step2:不用品の処分
引越しを機に不用品を処分し、新居に持っていく荷物を最小限にすると、引越し費用を抑えられます。不用品を処分する方法は下記の通りです。
処分方法 | 特徴 |
自治体の粗大ゴミ回収サービス | 金額が安い、処理券の購入が必要 |
リサイクルショップ | 買取してもらえる可能性がある |
オークションサイト・フリマアプリ | 売れるまでに時間が必要 |
引越し業者の不用品回収サービス | 引越しと同時に行うので効率が良い、料金が高い |
不用品回収業者 | 家電にも対応可能、料金が高い |
知人にゆずる | お金がかからない、運ぶための車が必要 |
step3:各種手続きの準備
引越しをする際に必要な手続きは下記の通りです。自身の状況に合わせて必要な手続きを確認し、スケジュールを立てて進めていきましょう。
- 市区町村への転出・転入届
- 郵便局への転居届
- 電気・ガス・水道などの公共料金
- 銀行・クレジットカード会社への住所変更通知
- 通信関連(固定電話・インターネット・ケーブルテレビなど)
- 自動車の住所変更
引越し手続きの詳細は下記の記事で解説しているので参考にしてください。
step4:荷物の梱包
日々の生活で必要のないものから順に梱包を始め、引越し当日までに全てを梱包完了させます。
荷物の梱包方法は下記の記事で詳しく解説しています。
step5:新居の準備
新居の清掃や設備のチェック、設置予定の家具のレイアウトなど、引越し前にできることを前もって行っておくと良いでしょう。
step6:引越し当日の最終確認
荷物を搬出後、部屋を最終確認して忘れ物がないかを確認します。照明器具や物干し竿、自転車などは積み忘れが多いので要注意です。
引越し当日に行うこと
引越し当日に行うことは、大きく分けて下記の3つです。
- 旧居での作業
- 移動中の作業
- 新居での作業
引越し当日は、荷物の搬出や搬入だけでなく、さまざまな手続きや準備が必要です。
引越し当日にやるべきことを事前に把握しておくと、スムーズに引越し作業が進みます。また、引越し当日に忘れがちなポイントやトラブルを防ぐためにも重要です。
引越し当日に行うことの具体的な例は、下記を参考にしてください。
作業 | 内容 |
旧居での作業 | ・最後まで使っていた日用品の梱包 ・引越し業者への指示 ・引越し料金の支払い ・ライフラインの使用停止手続き ・積み込みの最終確認 ・旧居の明け渡し・鍵の返却 |
移動中の作業 | ・引越し当日に必要なもの(貴重品・書類・着替え・飲み物など)を持ち歩く ・新居への道順や駐車場の確認をする ・引越し業者と連絡が取れるようにする |
新居での作業 | ・ご近所への挨拶 ・ライフラインの使用開始手続き ・引越し業者への指示 ・搬入後、荷物や家屋のキズ確認 ・すぐに使う日用品の荷ほどき |
引越し当日の流れ
引越し当日の流れは下記の通りです。
- 引越し業者の到着と作業開始
- 重要な荷物の管理
- 搬出作業
- 搬入作業と家具の配置
- 最終チェックをして引越し完了
引越し業者の到着と作業開始
業者が指定された時間に到着し、搬出作業が始まります。指定時間より早めに到着する場合もあるので、事前に準備を整えておくのが良いでしょう。引越し料金の支払いは作業開始前に行います。
重要な荷物の管理
貴重品や車の鍵、必要な生活用品など、自分で運ぶべき荷物は別途管理してください。誤って梱包してしまうと、紛失や作業時間の延長につながるので要注意です。
搬出作業
業者が荷物を運び出します。ここで最終的な確認を行い、荷物が適切に搬出されているかを確認してください。破損しやすいものや部屋に残していくものがある場合は、搬出前にきちんと伝えておきましょう。
搬入作業と家具の配置
新居に到着後、搬入作業が始まります。事前にレイアウトした通りに家具や家電が配置されているか確認してください。
最終チェックをして引越し完了
全ての搬入作業が終了したら、業者と一緒に最終チェックを行います。荷物の紛失や降ろし忘れがないか確認しておきましょう。最後に搬入経路の床やクロスにキズが付いていないかチェックをして、問題がなければ作業完了です。
引越し後の手続き
引越し後に必要な手続きは下記を参考にしてください。引越し後できるだけ早く手続きを済ませることで、新しい生活にスムーズに移行できます。
- 役所・役場で各種手続き(転入届、マイナンバーカード、印鑑登録など)
- 運転免許証の住所変更
- 車関連の手続き
- クレジットカードの住所変更
- 各種保険の住所変更
大学卒業後の引越しについてよくある質問と回答
ここでは、大学卒業後の引越しについてよくある質問とその回答を紹介します。
引越しの時期はいつがいいですか?
引越しの時期は、大学卒業の時期や新生活の開始日によって異なりますが、2月に行うのをオススメします。3月中旬から4月上旬は引越しの予約が殺到するため、希望日に引越しをできなかったり、料金が高くなったりするからです。
引越し業者をどのように選べばいいですか?
引越し業者を選ぶ際には、料金、サービス内容、評判などを比較して選択しましょう。一括見積もりサイトを利用して、実際に利用した人の口コミなどを確認すると、業者選びで失敗する可能性が低くなります。
引越し準備のためには何から始めればいいですか?
引越し準備は以下の手順で進めるとスムーズです。まず、不要な物を整理し、不用品の処分を行います。次に、引越し業者に見積もりを依頼し、引越し日を決定。そして、住民票の移動や公共料金などの手続きを行います。最後に荷物の梱包を始め、引越し当日に備えます。
大学卒業後の引越しはタイミングが重要
大学卒業後の引越しタイミングは、卒業前の2月に行うのがベストです。3月中旬から4月上旬は引越し需要が高まるため、料金が高くなり、予約も取りづらくなります。早めに引越しスケジュールを立てて、余裕も持って引越しできるようにしましょう。
大学卒業後の引越しで重要なポイントは下記5つです。引越し手続きや準備を計画的に行い、引越しをスムーズに進めましょう。
- 引越しのタイミング
- 予算に合った業者選び
- 不用品の処分と荷物の梱包
- 新生活の準備
- 計画的な引越し手続き
引越し料金を抑えるためには、ピーク時期を避け、早めに予約をするのが望ましいです。また、引越し前に不用品を処分して荷物を減らしておけば、引越し料金が安くなる可能性があります。
引越しの依頼をするときは、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。見積もりを比較することで相場が分かり、最安値の業者やサービスの良い業者が見つかります。
見積もりの比較には、「引越し一括見積もりサイト」を利用するのがオススメです。簡単な引越し情報を入力するだけで、複数の業者に見積もりの依頼ができるため、業者を探す手間や時間を節約できます。
引越し一括見積もりサイトを利用して引越し料金を抑え、新たな生活費や家具、家電の購入などにかかる初期費用の負担を軽減しましょう。
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