台所の梱包で、食器（グラス・カップ）の箱詰めがうまくいかなくて困っている人いませんか？
グラスやカップは割れやすいものが多いため、雑に箱詰めをすると割れてしまったり、一箱に詰められる量が少なくなったりします。
実は、グラスやカップの箱詰めには適切な入れ方があります。適切な入れ方で箱詰めをすると、かなりの数のグラスやカップを一箱に入れることができ、ワイングラスのような割れやすいものでも安全に運べるようになるでしょう。
初めまして、ミツイです。
私は大手引越企業で2年間ノウハウを学び、現在は愛知県の中小企業で16年間、引越しのプロとして仕事をしています。
2,500件以上の引越し作業と、300件以上の梱包作業の経験があります。
この記事ではプロが実践する食器（グラス・カップ）の箱詰め方法を解説。この記事を読むと、グラスやカップの適切な箱詰め方法が分かり、面倒で時間のかかる「食器の梱包」が安全かつスムーズに終わります。
【梱包の完成形】
【今回梱包した食器】
「お皿・器」の箱詰めは以下の記事で解説しているので参考にしてください。
実際にプロが使っている梱包ノウハウです。ぜひ参考にしてください。
引越しでも破損しないグラス・カップの箱詰め方法
梱包作業の中でも一番時間がかかってしまうのが食器の梱包。その中でもグラスやカップは量が多いため、適切な箱詰め方法を知らないとなかなか作業が終わりません。
ワイングラスのような破損しやすい食器は、雑に箱に入れてしまうと、運搬中のトラックの振動で割れてしまう可能性が高いです。大切な食器を安全に運ぶためには、適切な梱包方法が重要です。
ワイングラスの包み方は以下の記事で解説しているので参考にしてください。
引越し中はさまざまな負荷が荷物に掛かるため、箱詰め方法は重要です。
グラスやカップの箱詰め手順
1.1段目にはグラスやカップ、ワイングラスを入れます。ティーカップの小皿がある場合は一緒に入れておきましょう。
グラス・カップを入れる際のワンポイント
グラスやカップは「上下互い違い」に入れると隙間なく詰めることができます。
2.緩衝材（新聞紙など）を隙間に詰めて、食器が動かないように固定します。箱を軽く揺すって食器が動かないことを確認したら1段目が完成です。
3.1段目の上に仕切り板を入れる前に、小皿とグラス類の高さにバラつきがあるため、緩衝材を入れて高さを揃えます。
小皿の高さに合うように、緩衝材を3か所に入れています。
4.2段目を入れるための仕切り板（切ったダンボール）を入れましょう。仕切り板が水平でない場合は、緩衝材を出し入れして水平になるように調整してください。
5.2段目にグラスやカップを入れていきます。食器を入れ終えてもまだスペースが空いている場合は、カトラリーケースのような軽めの台所用品を入れると良いでしょう。
6.1段目と同じように、緩衝材を隙間に詰めて食器が動かないように固定します。軽く箱を揺すって、食器が動かないことを確認したら2段目が完成です。
スペースがあれば3段目も入れられる
2段目と同じ要領で仕切り板を入れれば、3段目もグラス類を入れられます。
7.ワイングラスの上や空いているスペースには軽めの台所用品を入れましょう。空いているスペースに荷物を入れたらダンボールを閉じて完成です。
【今回箱詰めした食器】
ワイングラスがあると箱詰めの難易度はかなり高くなります。
無理に詰めたり雑に入れたりするとグラス類は簡単に破損してしまうため、緩衝材や切ったダンボールを使ってグラスの周りを保護してあげましょう。
まとめ：グラスやカップの箱詰めは緩衝材を使って隙間をなくそう
今回は食器（グラス・カップ）の箱詰め方法を解説しました。グラスやカップの箱詰めポイントは次の4つ。
- グラス・カップは上下互い違いになるように入れる
- 緩衝材で食器を固定する
- ワイングラスを入れたら切ったダンボールで周りを保護する
- 仕切り板を入れて2段目、3段目を作る
食器の梱包の中でもグラスやカップの箱詰めは難しく、数も多いため作業に時間がかかってしまいがちです。
しかし適切な手順で行えば、面倒な箱詰めもスムーズに終わり、ワイングラスのような破損しやすい食器でも安全に梱包できます。
今回の記事を参考に、食器の梱包を安全かつスムーズに終わらせて、必要な手続きや新生活の準備にとりかかりましょう。
「お皿・器」の箱詰めは以下の記事で解説しているので参考にしてください。
台所以外の荷物の梱包が終わっていない人は以下の記事へ
引越し手続きがまだ終わっていない人は以下の記事へ
