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引越しの荷造りにかかる時間を解説|効率的な荷造りのコツを引越しのプロが伝授!

引越に荷造りにかかる時間 アイキャッチ画像
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  • 引越しの荷造りはいつから始めれば間に合うかな…
  • 引越し当日までに梱包ができなかったらどうなる?
  • 荷造りのコツを教えて!

引越しのための荷造りは大変な作業です。荷造りが効率良くできないと、時間や労力だけでなく大きなストレスがかかってしまいます。

初めまして引越し屋のミツイです。

私は大手引越企業で2年間ノウハウを学び、現在は愛知県の中小企業で16年間、引越しのプロとして仕事をしています。

2,500件以上の引越し作業と、300件以上の梱包作業の経験があります。

この記事では、荷造りにかかる時間や荷造りのコツを解説。この記事を参考にすれば、効率良くスマートな引越しができるようになります。

引越しの荷造りにかかる時間は、単身の場合だと1週間~2週間。家族の場合は2週間~3週間程度かかると考えておきましょう。荷造りをする時間がない人や、梱包する手間を省きたい人は、引越し業者に依頼して荷造りをしてもらうことも可能です。

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引越し荷造りにかかる時間は1週間~3週間

引越しの荷造りをする男女2人

引越しの荷造りにかかる時間は、下記のさまざまな要因によって異なります。

  • 家の大きさ
  • 荷造りしなければならないものの数
  • 手伝ってくれる人の数

上記全てが、荷造りを終えるまでの時間に影響を与えます。一般的な目安として、単身分の荷造りにかかる時間は1週間~2週間。家族分の荷造りにかかる時間は2週間~3週間程度です。荷造りの手伝いをできる人が多いほど、荷造りにかかる時間は短縮できます。

荷造りに必要な資材

引越しの荷造りに必要な資材は下記の通りです。業者から用意されない資材は、ホームセンターやインターネット、100均などで揃えましょう。

必要な資材資材の用途必要数入手先
ダンボール荷物の梱包【単身】…小10枚/大10枚
【家族】…小30枚/大40枚
・引越し業者
・ホームセンター
・インターネット
テープ類ダンボールの組み立て
荷物の固定
1個~2個・引越し業者
・ホームセンター
・インターネット
・100均
梱包用紙割れ物の梱包
隙間を埋める緩衝材
100枚~200枚・引越し業者
・インターネット
エアキャップ割れ物・精密機器の梱包1本・ホームセンター
・インターネット
はさみ・カッターダンボールやテープ、エアキャップを切る用1個・ホームセンター
・100均
布団袋布団の梱包2つ~5つ・引越し業者
ふとん圧縮袋収納したままの布団の梱包1つ~3つ・ホームセンター
・インターネット
・100均
ビニール袋調味料や洗剤の梱包10枚~20枚・ホームセンター
・100均
ビニールひも・ハンディラップ細長い荷物をまとめる1個・ホームセンター
・100均
油性マジックダンボールに行き先を記入1本~2本・100均
運搬作業用手袋荷物の運搬・ケガ防止1セット・ワークマン
・ホームセンター
・100均
ハンガーボックスハンガーに掛かった服の梱包3本~6本・引越し業者

荷造りに必要な資材の詳細は下記の記事で解説しています。

≫【引越し準備】作業効率が上がる13の道具を引越しのプロが解説!

荷造りを業者に依頼する

引越しの荷造りをする作業員2人

引越しするまでの間は、手続きや新生活の準備で忙しい日々が続きます。さらには仕事や育児で荷造りの時間を取れない人も多いでしょう。そんなときは、荷造りを業者に依頼するのがオススメです。荷造りを業者に依頼するメリットは下記3つ。

  • 短時間で荷造りが終わる
  • 引越し日まで普段と変わらない生活ができる
  • プロの梱包技術で破損の心配がない

荷造りを依頼できる業者は引越し業者または家事代行サービスです。引越し業者は、荷造りだけでなく、荷ほどきまで行う「おまかせプラン」なども提供しています。

「おまかせプラン」料金・相場

おまかせプランを選択したときの料金相場は下記の通りです。荷造りから荷ほどきまで全て自分で行うエコノミープランに2万円~5万円程度上乗せされます。

【通常期】単身
(荷物が少ない)
単身
(荷物が多い)
2人家族3人家族4人家族         
~15km未満平均
51,280円
平均
59,943円
平均
83,289円
平均
96,050円
平均
109,336円
~50km未満 平均
54,761円
平均
62,356円
平均
87,325円
平均
102,651円
平均
124,563円
~200km未満 平均
64,310円
平均
75,866円
平均
106,462円
平均
119,583円
平均
141,773円
~500km未満 平均
73,593円
平均
92,434円
平均
139,595円
平均
164,403円
平均
188,899円
500km以上 平均
81,868円
平均
108,625円
平均
170,643円
平均
202,505円
平均
216,785円 
【繁忙期】単身
(荷物が少ない)
単身
(荷物が多い)
2人家族3人家族4人家族
~15km未満平均
66,920円
平均
79,914円
平均
114,933円
平均
134,075円
平均
154,004円 
~50km未満 平均
72,141円
平均
83,534円
平均
120,987円
平均
143,976円
平均
176,844円
~200km未満 平均
86,465円
平均
103,799円
平均
149,693円
平均
169,374円
平均
202,659円
~500km未満 平均
100,389円
平均
128,651円
平均
199,392円
平均
236,604円
平均
273,348円
500km以上 平均
112,802円
平均
152,937円
平均
245,964円
平均
293,757円
平均
315,177円

引越し業者のおまかせプランについては、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

≫引越しおまかせプランでストレスフリー|面倒な荷造り・荷ほどきは業者にお任せ!

荷造りが必要な場所・家具を把握する

家の中のイラスト 寝室 キッチン リビング 書斎

荷造りを始める前に、梱包作業が必要な場所・家具の把握をしておきましょう。何を荷造りするのかを把握しておくことが、効率的な荷造りをするための第一歩です。

例えばハンガーに掛かっている服は、引越し業者が用意する「ハンガーボックス」を使えば、ダンボールに梱包する必要がありません。他にも衣装ケースは、衣類だけが入っている場合のみそのまま運べます。

梱包が必要なもの、梱包しなくても運べるものを把握しておけば、余計な作業をする手間が省け、スムーズな荷造りができます。荷造りが必要な場所・家具は下記を参考にしてください。

リビングの荷物

荷物梱包の有無
テレビ台引出しに入っているDVDや小物、おもちゃなどを梱包して空にしておく。
テレビ本体は引越し当日、業者が梱包する。
本棚本を全て取り出し、小ダンボールに梱包する。
カラーボックス全て取り出して箱詰めする。※運搬中の落下防止のため。
おもちゃ箱割れ物が入っていなければそのままでOK。
衣装ダンス(プラスチック製)衣類のみそのままでOK。貴重品、割れ物、液体類、火器類は必ず出して梱包する。
リビングテーブルテーブル上の荷物を梱包する。テーブル横に引出しが付いているタイプは梱包して空にしておく。
飾り棚小物や割れ物などは全て梱包する。棚板があるものは、引越し当日、業者が梱包する。

自身でテレビの運搬を考えている場合は、下記の記事を参考にテレビの梱包を行ってください。

≫テレビの引越しは梱包が重要|正しいテレビの梱包方法と運搬時の注意点を解説!

ダイニング・キッチンの荷物

荷物梱包の有無
ダイニングテーブルテーブル上の荷物を梱包する。テーブル横に棚が付いているタイプは梱包して空にしておく。
食器棚食器を全て梱包して空にする。引出し内のスプーンやフォークなども梱包が必要。
シンク周辺鍋やフライパン、調理器具などを梱包する。
冷蔵庫引越し前日までには空にして水抜きを行う。中身が入っていると運搬できないので要注意。
小型家電トースターや炊飯器はダンボールで梱包する。電子レンジは引越し当日、作業員が専用の資材を使って梱包する。

引越しの荷造りで特に大変なのが食器の梱包です。下記を参考に、食器の梱包をスピーディーに終わらせましょう。

主寝室の荷物

荷物梱包の有無
ベッド引出し付タイプは引出しの中身を全て梱包する。衣類もNG。(引出しを抜いて運搬するため)
ドレッサー化粧品や小物は全て梱包する。鏡の内側に収納がある場合は、梱包するのを忘れやすいので注意。
整理タンス衣類のみそのままでOK。貴重品、割れ物、液体類、火器類は必ず出して梱包する。
洋服タンスハンガーに掛かっている服は、引越し当日、業者が用意した「ハンガーボックス」で梱包する。引出しの衣類はそのままでOK。
貴重品、割れ物、液体類、火器類は必ず出して梱包する。
和タンス着物は業者が用意した専用の「着物ケース」または「着物専用の箱」を用意して梱包する。
衣装ケース衣類のみそのままでOK。貴重品、割れ物、液体類、火器類は必ず出して梱包する。

タンスや衣装ケースの中身については下記の記事から詳細を確認できます。

子供部屋の荷物

荷物梱包の有無
学習机机の上、引出しの中身は全て梱包が必要です。
本棚本を全て取り出し、小ダンボールに梱包する。
カラーボックス全て取り出して箱詰めする。※運搬中の落下防止のため。
おもちゃ箱割れ物が入っていなければそのままでOK。
ベッド引出し付タイプは引出しの中身を全て梱包する。衣類でもNG。(引出しを抜いて運搬するため)
衣装ケース衣類のみそのままでOK。貴重品、割れ物、液体類、火器類は必ず出して梱包する。
遊具トランポリンやジャングルジムは引越し当日、作業員が解体して運搬します。

洗面所・浴室の荷物

荷物梱包の有無
洗面台日用品をダンボールに梱包する。引越し後すぐに使うので分かるようにしておくのがポイント。
洗濯機引越し前日までに槽内を空にして水抜きを行う。
ランドリーラック引越し当日、解体が必要な場合は作業員が行います。
ランドリーチェストタオル・衣類のみそのままでOK。
浴室内シャンプーや洗剤などの日用品を梱包する。

洗濯機の水抜き方法と運搬の注意点は下記の記事で解説しています。

≫冷蔵庫・洗濯機だけ引越しする3つの方法|安くするコツと注意点を引越し屋が解説!

玄関の荷物

荷物梱包の有無
下駄箱・シューズボックス靴や小物は全て取り出して梱包する。車のカギや印鑑等は自身で管理しておく。
ひもやハンディーラップで固定する。

荷造りができていないと引越し業者は運べない

荷造りが進まずに困っている男女2人

引越し当日までに荷造りができていないと、引越し業者に荷物を運んでもらえません。なぜなら引越しの契約時に「標準引越運送約款(引越しのルール)」に基づいて契約をしているからです。

第七条  (荷造り)

荷送人は、荷物の性質、重量、容積、運送距離等に応じて、運送に適するように荷造りをしなければなりません。
2   当店は、荷物の荷造りが運送に適さないときは、荷送人に対し必要な荷造りを要求し、又は荷送人の負担により必要な荷造りを行います。
3   前二項の規定にかかわらず、当店は荷送人からの申込みに応じて、荷送人の負担により必要な荷造りを行います。

出典:標準引越運送約款

荷造りが間に合わなかった場合は、追加料金を支払って梱包作業をしてもらうか、梱包ができていない荷物は、後で自分で運ぶ必要があります。

荷物の積み込み完了までは、梱包する時間が残されています。間に合わなかったと諦めずに、残された時間で梱包を終わらせましょう。ほとんどの引越し業者は梱包を待ってくれるので安心してください。

荷造りが間に合わなかったときの対処法

大きなダンボールを運ぶ男女2人

荷造りが間に合わなかったときの対処法は下記3つです。

  • 業者に追加で荷造りを依頼する
  • 後から自分で荷物を運ぶ
  • 家族や友人に手伝ってもらう

住居の契約期間によって対処法が異なります。引越し日で契約が切れてしまう人は、業者に追加で梱包作業を依頼するか、友人や家族に手伝ってもらいましょう。引越し後も契約が残っている人は、後から荷造りをして自分で運ぶことも可能です。

業者に追加で荷造りを依頼する

1つ目の方法は、業者に追加で荷造りを依頼する方法です。業者に依頼すれば、引越し当日であっても荷物の梱包をしてくれます。ただし梱包作業は有料のサービスなので、追加で1万円~3万円程度必要です。

後から自分で荷物を運ぶ

2つ目の方法は、後から自分で荷物を運ぶ方法です。荷物を運ぶ労力や車を必要とするが、自分で運ぶため追加料金を抑えられます。荷物を運ぶ車を用意できない場合は、レンタカーを借りて運びましょう。ハイエースやトラックを借りる料金は下記を参考にしてください。

ジャパンレンタカーの料金表

車種料金
ハイエースバン(V-2)
貨物・6人乗り・A/T(ETC付)
3時間/3,700円
6時間/6,000円
12時間/6,800円
24時間/8,500円
超過1時間につき/800円
2トントラック(A/T)(T-2)(ETC付)3時間/3,700円
6時間/6,000円
12時間/6,800円
24時間/8,500円
超過1時間につき/800円
タウンエーストラック(T-1)(ETC付)3時間/2,700円
6時間/4,300円
12時間/5,300円
24時間/5,800円
超過1時間につき/600円
アルミバン2トン(A/T)(AT-1)(ETC付)6時間/8,800円
12時間/9,800円
24時間/11,800円
超過1時間につき/1,100円

家族や友人に手伝ってもらう

3つ目の方法は、家族や友人に手伝ってもらう方法です。引越し日に予定が空いている家族や友人を探して、引越しを手伝ってほしいと事前に伝えておきましょう。家族や友人の助けを借りることで、効率的に荷物の梱包ができます。

荷造りをスムーズに行う3つのコツ

梱包を終わらせた作業員

荷造りをスムーズに行うコツは下記3つです。

  • 不用品を処分する
  • 使わないものから梱包を始める
  • 引越し業者が用意する梱包資材を活用する

不用品を処分する

荷造りを始める前に全ての部屋を確認して、下記のようなものがないか確認してください。

  • 普段着ていない洋服
  • 読んでいない本
  • 使っていない食器

「1年以上使っていないものは処分する」など、自分の中でルールを決めてから不用品の処分に取り掛かりましょう。荷物が少なくなれば梱包する手間が減り、荷造りがスムーズに進みます。

使わないものから梱包を始める

荷物の梱包をするときは、下記のものから順番に梱包していくとスムーズです。普段よく使っているものを始めに梱包してしまうと、取り出したくなったときに探すのが困難になってしまうので注意しましょう。

  1. 季節外れの衣類・履いていない靴
  2. 書籍・DVD・お客様用の食器
  3. すぐに使わない日用品
  4. 普段使っている生活用品
  5. 引越し当日まで使う日用品

引越し業者が用意する梱包資材を活用する

大手引越し業者のほとんどが、再利用可能な梱包資材を用紙しています。下記のような資材を利用すれば、梱包時間を短縮できるだけでなく、資材ゴミの削減にも効果的です。業者によって用意している資材が異なるため、見積もり時に確認しておきましょう。

ハンガーボックス

ハンガーに掛かった服をそのまま梱包できる「ハンガーボックス」。ハンガーボックスを使えば、服を梱包する手間が省け、スーツやコートなどもシワなくキレイに運べます。

食器ケース

食器をそのまま梱包できる「食器ケース」。紙の資材で梱包する必要がないため、梱包する手間が省け、荷造りの時間短縮につながります。引越し後に資材のゴミがでないのも大きなポイントです。

シューズケース

靴をそのまま梱包できる「シューズケース」。靴をそのままケースの仕切りに入れるだけなので、靴が動いたり形が崩れたりする心配がありません。

引越し後荷ほどきにかかる時間は1週間~1か月

荷ほどきが進まなくて困っている男女2人

引越し後すぐに荷ほどきを終わらせられる人はまれで、ほとんどの場合は1週間~1か月程度かかります。荷造りと違って荷ほどきには期限がないため、後回しにしてしまう人が多いようです。

しかし、いつまでも後回しにしてしまうと余計にやる気はそがれ、急な来客などにも対応できません。荷ほどきのコツを押さえて、効率的に荷ほどきを終わらせましょう。荷ほどきのコツは下記3つです。

  • 荷造りの際、ダンボールの上面または側面に新居の収納先を記入しておく
  • すぐに使うものから開けていく
  • そのまま収納しておくものはまとめてダンボールに入れておく

荷ほどきをスムーズに進めるには、荷造り中のちょっとしたポイントが重要です。ダンボールに行き先・収納先を明確に記入しておけば、迷うことなく荷ほどきができるでしょう。すぐに使わないものは、まとめてダンボールに梱包しておけば開ける手間を省けます。

効率的な荷造りでスマートな引越しをする

チェックリストに記入する女性の手

荷造りを効率的に行うためには、下記3つの準備が必要です。準備をしっかりしておくとスマートな引越しができます。

  • 荷造りするための資材
  • 荷造りが必要な荷物の把握
  • 業者や友人、家族のヘルプ

引越し当日までに荷造りが間に合わないと、業者に荷物を運んでもらえません。余裕を持って荷造りを始めるか、友人や家族、業者に依頼するなどして、引越し当日に慌てないようにしましょう。

荷造りをする時間がない人や、手間を省きたい人は、業者に依頼して梱包作業をしてもらいましょう。業者に依頼すれば、引越し前日まで特にすることはないので、普段と変わらない生活を送れます。

引越し一括見積もりサイトで複数の業者の見積もりを比較すると、最安値の業者や評価の良い業者が簡単に見つかります。引越し業者を探す手間を省きたい人や、引越しで損をしたくない人は、一括見積もりサイトで見積もりを取ってみてください。

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